子どもの仮性包茎の治療方法

包皮ほんてん指導で仮性包茎治療

子どもの仮性包茎治療は必要がない場合が多いですが、風習や両親の不安から行うことがあります。例えばアメリカでは新生児期や乳児期に、7割近くの男児が包茎治療を受けているのが現実です。これは風習によるもので、宗教的理由とはまた違った関係で行っています。宗教上の信条からいわゆる割礼と呼ばれる包茎手術を行っているところもあります。

子どもの仮性包茎治療として一般的なのは、包皮ほんてん指導です。これは包皮の外側を手でずり下げて露出する治療法です。軟膏を塗布して行うこともあります。包皮をずり下げて、むけなくなる狭いところに軟膏を朝晩2度塗るなどして対処します。最初は少し出血を伴うこともありますが、2週間以上は継続することが必要です。

子どもの仮性包茎の治療法で包皮ほんてんを行うとき気をつけなければならないこととして、むけて露出できた後に必ず戻すことが挙げられます。包皮を戻さないままにしていると皮膚がむくみ、元に戻らなくなることがあります。腫れ上がって痛みも出てくるため、子どもも苦しむことになり、恐怖を感じてしまうことにもなりかねません。

手術によって子どもの仮性包茎を治療

子どもの仮性包茎の治療法として手術を選択することもあります。包んでいる包皮を切除して露出している状態にする環状切除術と、狭い包皮を切開してむきやすくする2種類の治療法が一般的です。アメリカなどでは、環状切除術がメインで行われています。日本でももちろん、この治療法で仮性包茎を解消することができます。

日帰り手術で終わりますが、子どもが怖かったり不安に感じたりしないように全身麻酔で行うことも可能です。手術時間そのものは30分程度で終わります。手術を行うことで合併症が稀にあり出血することもありますが、その時には病院に連絡をして指示をもらうと良いです。

多くの場合、帰宅後に消毒をしたりすることは必要ありませんが、傷の周囲に軟膏を塗ることもあります。シャワーは24時間以上が経過した後で行うように注意が必要です。お風呂は3日ほど我慢をすることが求められます。子どもの仮性包茎の手術が終わってから1週間から2週間で、傷の治り具合を確認してもらえば完了です。

まとめ

子どもの仮性包茎の治療法にはいくつか選択肢があります。どうしても必要な場合には病院に相談をして治療法を選択することになりますが、できるだけ子どもが怖がらないようにケアをしてあげることも大切です。

包皮ほんてん指導は、少し長い目で親子で一緒に取り組んでいく姿勢が大切です。軟膏を塗るなど細かく病院と連携をとりながら、できることをやっていきます。手術を治療法として選択する場合は日帰りで可能ですが、やはり子どもが怖がらないよう気をつけてあげる周到さが必要です。